RISEについて

設立趣旨

ごあいさつと私たちの問題意識

バブル崩壊後20年の長期的な経済成長の停滞、2006年から始まった日本の人口減少時代の到来、中国・インドなどの進出による国際経済・国際市場での日本の存在感の低下などがあいまって、この数年日本社会に活力が失われてきたと私たちは感じていました。そこで、日本社会が再び活気を取り戻し、日本社会や企業で個人個人が生き生きと働ける創造性あふれる現場づくりを目的に、私たちは日本社会でのダイバーシティ&インクルージョンの推進のための調査・研究、講演、企業のコンサルティングなどを、2004年以降NPO法人GEWELを通じて行ってきました。

この活動を通じて、私たちが学んだことは個々人の価値観や生き方を尊重するダイバーシティ&インクルージョンを推進するためには、日本人一人一人が、「自分が生きていることが価値あること」と認識し、「自分には自分の人生があり、ヒトにはヒトの人生がある。どれもすべて大切な人生であり、おたがいの価値観を受け入れることで、創造性をもたらす社会が生まれる」ということです。しかし、さまざまな調査で浮かび上がってきたのは、「自分は生まれてきて価値のある人間だ」という自己尊重感(セルフ・エスティーム)が、日本人は一般的に低いのではないかという課題でした。健全なセルフ・エスティームの醸成は、日本がこれまでの殻を破って世界に存在を再認識させるために、今後の日本人に必要不可欠なものであると私たちは考えます。

そこに襲った2011年3月11日の東日本大震災と、福島原発の事故は、日本にとって致命的な打撃を与えるものであり、いまこそ、復興後の日本の政治・経済・社会をけん引するリーダーの育成が急務となっています。日本復興の政府指針作成は遅々としてすすまず、このままでいくと日本は本当に世界から置き去りにされてしまうのではないかという強い危機感を私たちは持っています。

そこで、このたび、一般社団法人「セルフ・エスティーム研究所」を設立し、日本人、特に、これからの日本を担う、若者やこどもの健全なセルフ・エスティームを育むための調査・研究、セルフ・エスティームを育む方法の開発・実践などを行うことにしました。またセルフ・エスティーム研究所の英語名Research Institute of Self Esteemの頭文字をとりRISE(ライズ)と略することで、これからの日本の復興を応援し、日本人が前向きに立ち上がるイメージを込めました。