RISEについて

RISEへのメッセージ

建部 博子

発起人の皆様、セルフ・エスティーム研究所設立おめでとうございます。

ビジネスリーダー達は、健全で真正なセルフ・エスティーム持つ人材育成が必要だと認めています。複雑性が増し、グローバル化が進む中で、多様な労働力をリードし、人に「やる気」を起こさせるためには、セルフ・エスティームがコア・コンピタンスのひとつといわれています。私自身、日米の文化を共有してきた経験を通して、文化の違いがいかに自己価値観に影響するかを実感しています。

セルフ・エスティームの研究や理論は、西洋文化に基づくものが多い中、日本の観点から見たRISEの研究結果は「日本人のセルフ・エスティーム」を引き出すうえで重要な役割を果たすことでしょう。

今春まで、GEWELの理事として発起人の皆様とダイバーシティ&インクルージョンを日米間において推進してきた者として、今後の日米でのコラボレーションを期待するとともに、RISEのご成功を心より祈念いたします。

プロフィール

NPO GOLD (Global Organization for Leadership and Diversity) 代表

東京生まれロスアンゼルス在住。
お茶の水女子大学附属高校卒業後、18歳で単身アメリカ留学。ジャパンカリフォルニア銀行(1983年、第一勧業銀行子会社、カリフォルニア第一勧業銀行となる)でキャリアを始める。財務、投資、国際・国内業務、金融商品開発、コンプライアンスの指揮をとり、1999年取締役兼副頭取に女性第一号として就任。
2006年、GOLDをロサンゼルスに設立。「日米の懸け橋」として21世紀に相応しいグローバルリーダーの育成と女性活躍推進のサポート活動を続けている。姉妹団体NPO GEWEL 設立メンバー。現在は、南加日米協会理事、Women’s Leadership Exchangeアドバイザー他、様々な団体の活動に積極的に関わっている。
公認ファイナンシャル・プラナー。

治部 れんげ(経済誌記者)

友人である働く母親たちに話を聞くうち、あることに気づきました。それは「みんな、明るい」ということ。彼女たちはそれぞれ、仕事の内容も家族形態も異なります。頑張って昇進を目指す人から、家族優先の働き方を選ぶ人まで。祖父母や配偶者に家事育児のサポートを期待できる人からそうでない人まで。

今も日本では、妊娠すると7割の女性が仕事を辞めてしまいます。近年、女性活用への意識が高まり、様々な制度が整いつつありますが、制度だけでなく個人の内面に着目した取り組みが必要と感じます。

どうしたら、働く女性たちは自分が欲しいものを手に入れるため、前向きに考え、したたかに行動する強さを持つことができるのでしょうか。高い「セルフ・エスティーム(自尊感情)」を持つことは、一つの答えになると思います。

これまでNPO法人GEWELの活動を通じ、日本の企業社会でダイバーシティ推進に取り組んでこられた堀井さん・宇田川さん・小西さんがセルフ・エスティーム(自尊感情)に着目した研究所を設立されました。働く母親の一人として、その趣旨に大変共感いたします。

プロフィール

1974年生まれ。1997年、一橋大学法学部卒業。新聞社系の出版社で経済誌の記者を務める。 2006年より1年間、ミシガン大学フルブライト客員研究員として、アメリカ男性の家事育児参加とそれが妻のキャリアに与える影響について文献調査とインタビューを行い、英文リポート "How American Men's Participation in Housework and Childcare Affects Wives' Careers" と著書「稼ぐ妻・育てる夫:夫婦の戦略的役割交換 アメリカ人52人のワーク・ライフ・バランス」(勁草書房)にまとめる。秋に第二子出産予定。

大里 真理子

世の中がグローバル化して、多様性を受け入れることが当たり前のような風潮になったのは喜ばしいことですが、私たち日本人一人一人が幸せになるためには、どうすればよいのでしょうか?

多様性社会を快適に生きる鍵は、自律~すなわち、異なる背景をもつ相手を尊重し、自分をコントロールしながら主張をし、お互いの利益の差異を埋めるためのコミュニケーションをとることだと信じています。

自律には、セルフ・エスティーム(自尊心)が深くかかわっていると言われますが、このセルフ・エスティーム、文化の影響も当然ながら色濃く受けています。

概して日本人は、1のことを10に誇張することも少ないですし、あるべき姿を目指して足りていないところに目がいきやすく、謙虚な姿勢が見受けられます。そしてこれは、自尊心が低いことと同義では決してないでしょう。

日本人にとって健全なセルフ・エスティームとは何か?子供時代に育むべきセルフ・エスティームとは?大人になって磨くべきセルフ・エスティームとは?幸せな家庭生活を送るには?ビジネスで貢献するには?

セルフ・エスティーム研究所(RISE)の設立、おめでとうございます。
RISEは、そんな私たちの期待に応えて下さった研究所です。

プロフィール

株式会社アークコミュニケーションズ 代表取締役。
1986年東京大学文学部英語英米文学卒。1992年ノースウェスタン大学ケロッグマネジメントスクール卒(MBA)。
日本アイ・ビー・エム(株)、ユニデン(株)、(株)アイディーエスにてグローバルビジネスや新規事業立ち上げに従事。2005年7月に(株)アークコミュニケーションズを設立。
翻訳・Web企画制作・人材派遣を中心に事業を展開し、現在は、「広がるビジネス、深めるコミュニケーション。」をコンセプトに邁進中。
出版図書『シナジー・マーケティング』翻訳、『ハーバード流リーダーシップ「入門」』監訳他。