RISEの活動

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理事会便り(2012年2月1日)

今月から毎月2回RISEの3人の理事が集まり、活動方針を話し合うことにしました。

今回のメインテーマは、昨年11月に実施した「ビジネスパーソンの働く意識調査」の報告方法とタイミングです。

意識調査の報告は、今月は総評を発表し、今後6か月ほどかけて、下記の項目に関して様々な分析を行うことにしています。 ご期待ください。

  1. ダイバーシティ関連キーワード認知 【D&I関連用語の理解度】
  2. ダイバーシティの実態 【企業内ダイバーシティ推進状況、インクルージョン意識、男女間格差の実際】
  3. ビジネスパーソンの働く意識 【企業・組織ロイヤリティ、働く満足度、仕事でやりがいを感じる時】
  4. 仕事上の自己評価 【仕事をするときのセルフ・エスティーム】
  5. セルフ・エスティーム度測定 【22項目のセルフ・エスティーム測定尺度を使用】
  6. 日本のリーダー像 【リーダーとリーダーに求める資質】

ダイバーシティ関連のキーワードの分析で話題になったのは、1月24日発表された第百八十回国会における野田内閣総理大臣施政方針演説に、日本の「潜在力」として女性の活躍と「多様性を高める」ことがふれられていたことです。
【この部分の総理の言葉を引用します】
日本に広がる幾多のフロンティアは、私たちの挑戦を待っています。『女性』は、これからの日本の潜在力の最たるものです。これは、減少する労働力人口を補うという発想にとどまるものではありません。社会のあらゆる場面に女性が参加し、その能力を発揮していただくことは、社会全体の多様性を高め、元気な日本を取り戻す重要な鍵です。日本再生の担い手たる女性が、社会の中で更に輝いてほしいのです。
総理の演説で、社会の多様性を高めることが、元気な日本を取り戻る重要な鍵という認識を示されたことは、今後のダイバーシティ&インクルージョン推進に重要なことだと思います。ただし、セルフ・エスティームのあらわれである「決意表明」という意味からは、主体的に自分がどうするということが明示されていないのは残念だと話し合いました。 今後、総理や政府がどのようなアクションをとるのか、そして、女性に限定せず、日本社会の潜在力に「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」を掲げる日が近いことを、RISEは期待しています。

また慶應義塾大学の伊藤先生との面談に備えて、小西理事が作成した資料を確認しました。 今回の調査では、セルフ・エスティームの測定のため、伊藤先生が作られた22項目の自尊感情尺度を4段階評価を使わせていただいたのですが、セルフ・エスティームを高める要因に関する仮説がいくつか浮かび上がっています。 私たちが目指す「セルフ・エスティームを高める実践的なツールの開発」にむけて、有効な測定方法をご教示いただいたことを感謝し、先生に当研究所の活動に、何らかの形でかかわっていただきたいことを確認しました。