RISEの活動

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理事会便り(2013年7月)

参議院選挙の公示を翌日に控えた7月3日、RISE7月の理事会を開催しました。

堀井が6月末にバンクーバーで開催されたキワニス・インターナショナル(ロータリー、ライオンズと並ぶ社会奉仕団体)の世界大会に参加し、7月1日に帰国しましたので、その報告から理事会をスタートしました。 創立98年を迎えるキワニスクラブでは、毎年6月か7月に開催される総会で、来期の副会長の選挙が行われます。ここで選ばれた副会長が来期の次期プレジデント、すなわち次々期(2015年-16年)のプレジデントになるのです。今回の選挙はアメリカ人女性対オランダ人男性の一騎打ちでしたので、ダイバーシティの意味からも興味深い選挙でした。 そして、記念すべき101年目に初の女性プレジデントが誕生することになりました。アメリカ人女性候補は決して自分が当選すれば「初の女性プレジデント」とは言わず、自分がいかにキワニスクラブに貢献してきたか、また新しいクラブの方向性を打ち出すためにどのようなプランを持っているかを冷静に説明していました。また、推薦人も「女性」とは一言も言いませんでした。わが国では「女性がなにかになるとニュースになる」段階がいまだ続いていますし、6月に発表された各省の次官人事でも、「女性だからだ」というコメントが多かったように思います。男女ではなく、個人の能力資質が冷静に判断される時代にならなければと改めて思います。キワニス・インターナショナルでは2016-17年のプレジデント選挙にも有力な女性がいるとのこと。楽しみです。

理事会では、近頃の日本企業や経済団体の女性活躍推進に関してさらに話し合いました。長年、より多くの女性が企業の意思決定に関わることを願って、活動してきた私たちですから、安倍総理の成長戦略のおかげで、女性活躍推進が社会的に大きく取り上げられ、経済団体などの積極的な発言が続いています。しかし,企業の方たちとお話ししていると、いまだに経営トップの本気度や、制度作り以外の職場の風土改革への真剣さが不明です。というより、いまだに企業経営戦略の根幹に、女性活躍推進を含めたダイバーシティへの取り組みや、インクルージョンへの理解が全くというほど見られないのです。

日本の企業がなにかに取り組む場合、目先のメリットがないとなかなか腰が上がらないことは事実です。この際、アファーマティブ・アクションもやむをえないでしょうか? その中で、真にセルフ・エスティームの高い元気な女性たちが、着々とみずから望む仕事に挑戦できるそんな社会にしたいですね。