RISEの活動

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理事会便り(2013年12月)

いよいよ女性社員の管理職志向とセルフ・エスティームに関する定性調査の結果分析が始まりました。
24名の対象者から聞き取った意見の中から、20代後半~30代前半の、これからもっとも活躍が期待されている世代の女性たちの考えていることがよく見えてきました。
定量調査ではすでに分かっていたことですが、女性たちの価値観は、たぶん男性より多様であり、管理職志向の有無の原因も人それぞれ多様です。そのなかから、私たちは、今後、優秀な女性管理職を数多く育成したいと考える企業のお手伝いができるような方策を提案できるキーワードを探し出していきたいと思っています。
これまで言われてきた、仕事と家庭生活、特に子育てとの両立の問題や、“管理職になること=長時間労働”というような認識はあるものの、職場の環境や風土によっては、管理職志向を高められる事例も散見されます。以下は、私たちがこれまでも指摘してきた、職場のインクルーシブネス(高い受容度)が高いセルフ・エスティームを醸成し管理職志向を高めた事例です。

“上司や周囲から褒められる”や“試験に受かる”を経験

ポジティブな他者評価や本質的なセルフ・エスティームの高まりが仕事に対するセルフ・エスティームの上昇に結びつき、結果として管理職へのチャレンジ志向が生まれる

女性なりの強みやメリットが活かされることを経験した

女性が必要だからという意味で会議に出席させられるなど、女性の存在・価値をポジティブな形で評価される。

周囲から必要な存在とされていると感じられる

自分が休んでいる間に仕事が滞り存在感を確認できる、或いは、“あなただからこの仕事を頼む”といったような仕事の与えられ方をされ、自信と共に仕事達成意欲が高まる。

来年初めには、この調査の報告をWebに掲載するとともに、勉強会も開催したいと思います。ご興味のある方はご連絡くださいませ。

今年も一年無事に過ごすことが出来ました。セルフ・エスティームに関する講演などの情報発信の機会も少しづつですが、増えてきています。来年もさらに調査や研究を重ねて、社会に意味ある情報を発信し続けたいと思います。よろしくお願いいたします。

皆様、良い新年をお迎えくださいませ。